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■天地明察
 
原作を娘が持っていて、いつか読もうと思って放置。。。
そして、のろのろと読み始め、ものすごい時間かかって読了(^_^;)
その直後に、DVDで観ました。

ということで、どうしても、原作との比較になってしまうんだけれども。。。



「本屋大賞」受賞、ということで皆が飛びついた原作。
最初なかなか読み進められず・・・それは、時代背景であったり、固有名詞だったり、なにより、文系頭の私にとって「算術に関する言葉」を理解するのに非常に時間がかったわけです(汗)

なんで皆そんなに「おもしろい」って言うんだろう・・・
正直、話の中盤にくるまで、その良さがわかりませんでした。
が。
後半、佳境に入ってからは一気に読み進めた感じで。
結果、「おもしろかった!!!」と満足した次第。

で、そのままDVD鑑賞。

うーーーん・・・・・・(汗)



本当のことを言うと、「これは無理だろうな」と思っていました。
主人公、渋川春海の過ごした怒涛の22年間を、なんで2時間半くらいの映画にできるの?と。

将軍の前で碁をうつところを見せる、碁打ちである彼が、
どうして、改暦にたずさわっていったのか?

いや、まず、
上覧碁とは何か?碁打ちとはどんな職業なのか?
暦とは?それが国に、社会に、経済に、人々にどんな影響を及ぼすものなのか?

そういう背景的なものがしっかりあらわされてないと、なんだか、よくわからず
「ふーん、そうなんだー」「大変だったねー」「でも、よかったねー」で終わっちゃうよね、この話。(笑)

原作は緻密に、書かれています。
だからこそ、難しくてなかなか理解できなかったわけですが。



そして、彼をバックアップした人々の力。
どれくらい、どういう力を持っていて、なぜ、春海を応援したのか?
なぜ、「武士」として帯刀させねば意味がなかったのか?

もちろん、映画でも出てきます。
算術塾での、えんとの出会い。天才、関の存在。
日本全国で北極星の位置を計る北極出地の旅の建部さん、伊藤さん。
大老、酒井。
そして、保科正之。
水戸光圀。
他にも多くの人たちが、春海を支える。

しかし、「なぜ?」が薄い。
なぜ、そこまで彼は皆を魅了したのか。
春海の性格、たたずまい、行動、雰囲気・・・・
岡田君頑張ってるんだけど・・・やっぱ、書ききれてないんだよなー。残念。



後半の、公家との暦争いは、原作とはかなり違う形で表現されていました。
なぜ「公家」をああいう形でわかりやすい「悪者」として書くのかなぁ?
違うよね?
春海がどうやって、大統暦から自分が見出した大和暦にひっくり返したか?
あの、痛快な感じがぜーんぶ変わってるし。
彼は22年間、天文や、暦だけを学んできたわけじゃない。
その間に、周りの人との交流の中で培った「世を変える術」「世を動かす術」をもってして・・・できた大業なわけで。

暦対決して、最後、えんと抱き合ってる場合じゃないだろー??
そんな簡単じゃないでしょー??
みたいな。

(笑)

まぁ、映画の方は、なんというか、えんとの夫婦関係をじっくり書きたかった演出だから仕方ないんだけどね(^_^;)



・・・・そんな感じ。

ただ、映画になったことで、活字ではわからなかった装置の形や算術の道具などを目にすることができたのは嬉しかったです。



ということで。

全く知識のない状態で、原作を読んでない状態で、この映画を観てみたかった。
そしたら、どう思ったんだろうか・・と。
もう読んでしまったから、その感覚は味わえないんだけどねー。

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