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■レナードの朝
 偶然CATVでやっていたものを鑑賞。
最初少しだけ見落としてて残念。



正直、病気を扱うドラマや映画は苦手です。
私にとって映画を観るのは「気分転換」だから。気分をアップさせるために、ばかげているけどなるべくハッピーエンドのものを選んで観てる。
でも、TVをつけたときにやっていたこの映画・・・目が離せなくなりました。

原作は実際にあった話のようです。
1960年代後半。不治の病とされる神経系の病気を患っている人が入院する病院。病院といっても「治る」見込みはないわけで、なんていうか、老人ホームみたいな感じに見えた。
話すことも動くこともできない患者さんたち。ただただそれを世話するだけの看護婦さんや医者たち。
そこでの時間は「止まって」いるみたいに。



ある日その病院にセイヤー医師がやって来る。
ちょっと風変わりなセイヤー。無口で人付き合いが苦手で・・・でも、真面目な医師(ロビン・ウィリアムス)
彼はそこで11歳のときに突然脳炎を患い、それから30年間半昏睡状態のレナード(ロバート・デ・ニーロ)に出会う。そして反射神経が残っていることに気がつく。
セイヤーはレナードにまだ非公式だった新薬を投与する。。。

ある朝、レナードが目覚める。
いつもと違う朝・・・がやってくる。
奇跡の朝。

普通の人のように動くことができるようになるレナード。
30年間、時がとまっていた彼に新しい世界が広がる。
自分で話す、食べる、歩く、動く・・・すべてがキラキラと輝いている。。。



セイヤーはレナードを連れて街に出る。レナードにとってそれはすべて「初めての経験」であり、彼を連れて歩くセイヤーにとっても幸せな時間なわけで。このシーンほんとによかった!

レナードの症状が劇的に改善されたことで、セイヤーは他の患者さんたちにも新薬を与えることを思いつく。莫大な費用がかかるのだが・・・周りの看護婦や医師、スポンサーたちはレナードの投与前と投与後の様子をビデオで見てお金を出してくれる。

そして・・・
時が止まっていた患者さんたちが皆「生き返る」。
歌い、踊り、話し、食べ、騒ぐ。
失っていた時間を取り戻すかのように・・・・。
賑やかな病院。華やいだ雰囲気。幸せな時間。。。。



一方、レナードはお父さんを見舞いに来ていた女性に恋をする。

「自由に歩きたい」
「自分の意志で歩きたい」

「自由に生きたい」

そう願うようになるレナード。

そうだよね。意識が戻ってちゃんと動けるようになって・・・でも、病院の中での生活は変わらないわけで。お医者さんたちも「今後この症状がどうなっていくのか」不安なわけで。どうしても自分たちの監視下においておかなければならないわけで・・・。

自由を許されないレナードは、暴れてしまう。おとなしかったレナードが凶暴化していく。とまどう周囲の人たち。
そして、レナードは少しずつ様子がおかしくなる。体が痙攣しはじめて・・・自分で体を制御できなくなっていく。

なんとかしてあげたいセイヤーは薬の量を増やし始めるんだけど・・・全く効かず。どんどん症状は悪化する。


絶望・・・。


レナードはセイヤーに告げる。
「僕を他の仲間に見せるんだ。これから自分たちがどうなるか・・覚悟を持つために」
発作が起きて自由が利かなくなった時には
「ビデオをまわせ!うつせ!学べ!学べ!学べ!!!」

もうね。
デ・ニーロがすごいのよ。体の動き、顔の動き、声、しゃべり方。。。本当に病気になっている人に見える。すごい!!
そして、そばに付き添うロビンの哀しそうな姿・・・自分の無力さに打ちのめされる姿。

二人の名優がいてからこそ・・・の映画だと思う。

娘は映画の後半になってから、TVの前に来て一緒に見始めたんだけど・・・大泣き。号泣(^^);



レナードが自分の体を持って・・問いかけてる気がした。

あなたの今の生活・・・
「動けるということ」、「話せるということ」・・・
「自由に自分の意志で行きたいところに行ける」ということ・・・

・・・・・「生きている」ということ・・・・・
それがどれだけ「幸せ」なことなのか。
改めて考えろと。


ラストシーン。
人付き合いの苦手だったセイヤーが、一歩踏み出します。
「レナード」という存在に後押しされて・・・。

二人の友情というか、信頼関係というか、人間関係というか・・・それが垣間見れるラスト。


ふと、「アルジャーノンに花束を」を思い出しました。

とにかく、デ・ニーロ、すごいわ。それに尽きる!!
いい映画でした。考えさせられる映画。
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